WordPress移行の方向性(Ubuntu, Ansible, UTM)3

2021年9月13日

2回めの記事の最後に記載したが、m1MacではUTMというアプリで仮想サーバーが起動できるとのことでこちらに方針を変えて勧めていく。

UTMインストール

以下の公式サイトからダウンロードすれば無料で使える。AppStore版は有料で自動で更新してくれるらしいが、とりあえず無料版ですすめる。 https://mac.getutm.app/ dmgファイルをダウンロードしてマウントするとUTM.appというファイルが出てくるのでアプリケーションフォルダに移動しておく。 合わせて、Ubuntuサーバー版もダウンロードしておく https://ubuntu.com/download/server/arm 上記にある日本のUbuntuからサーバー版バージョン20.04のISOイメージをダウンロードする。ubuntuの”ARM”版をダウンロードする。最初amd版をダウンロードしていてエラーが出まくり、理由がわからずMacを再起動したり色々ググったり時間を浪費した(汗)

Ubuntuインストール

以下のリンク先を参照にUbuntuをインストール

UTMの設定で普通NetWorkの設定でエラー

UTMにubuntuのisoからインストールしようとするとエラーが出て進めない。
理由はネットワークの設定だけれども、うちの環境ではデフォルトではエラーになった。どうすれば行けるようになるかというと、設定の[Network]タブの中にあるNetwork modeがShared NetworkだったのをBridged(Advanced)に変更する。これでインストールもネット接続も行けるようになる。 この内容がどこにも出ていないので結構悩んだ。

Ansibleのインストール

M1 Mac へのansibleのインストールもそれほど難しくない。 $ brew install ansible だけでインストール可能。バージョン確認は以下のコード $ ansible –version
ansible [core 2.11.4] 現在はバージョン2.11.4です。(2021/9/13現在)

ansible.cfgのダウンロード

$ wget https://raw.githubusercontent.com/ansible/ansible/devel/examples/ansible.cfg
wgetがなければ,brew install wgetなどで。次にhostsファイルを作成

hostsファイルの作成

このファイルが接続先サーバーになる。ここではUTMのubuntu
[localhost]
192.168.*.*  ansible_connection=ssh ansible_ssh_user=<username> ansible_password=<password>
※ *はipアドレスを調べて入力。<username><password>はそれぞれubuntuに設定したユーザ名とパスワードを入力
$ ansible all -m ping これで接続できるかチェック。m1 mac民はまだエラーが出るはず。

Ansibleを実行するとコケる(sshpassがm1macに対応してない)

$ ansible all -m ping でエラーが出るsshpassがないと、、、
ぐぐるとhomebrewで簡単に入るっぽいけど実行するとm1macでは拒否られる。今のところはインストール方法は1つ。自分でコンパイル。
$ curl -O -L http://downloads.sourceforge.net/project/sshpass/sshpass/1.05/sshpass-1.05.tar.gz && tar xvzf sshpass-1.05.tar.gz

//This creates a directory sshpass-1.05

$ cd sshpass-1.05
$ ./configure
$ make
$ sudo make install
ちなみに1.06はうまくダウンロードできないので1.05で。これで使えるようになる

未分類M1,network,ubuntu,UTM

Posted by tacky2k